ルカ19章10節
「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」
イザヤ書
「ヤコブよ。これらのことを覚えよ。イスラエルよ。あなたはわたしのしもべ。わたしが、あなたを造り上げた。あなたは、わたし自身のしもべだ。イスラエルよ。あなたはわたしに忘れられることがない。わたしは、あなたのそむきの罪を雲のように、あなたの罪をかすみのようにぬぐい去った。わたしに帰れ。わたしは、あなたを贖ったからだ。」
この世にあって失ってはいけないものがあります。いのちや財産、あるいは信頼されることも失ってはいけない大切なものです。しかし、もっとも人間が失ってはいけなかったのに、失ってしまったものがあります。それは「神様との交わり」です。このことを失ってしまったがゆえに、人間は罪の世界で苦悩するようになりました。神様から離れた状態では、いかに優れた科学の力や思想や政治システムをもってしても、結局はバベルの塔を建て上げ、得るどころかかえって失うことになるのです。では、私たちはどうすれば良いのでしょうか。感謝なことに、神様は永遠に存在される方であり、私たちに向けられたその愛はこの世の終わりまで決して耐えることはありません。私たちは神様の事を忘れてしまっても、神様は私たちの事を忘れないと聖書は語ります。しかも、忘れたくても忘れられない、消し去りたくても消し去ることができない、罪の記憶をイエス・キリストだけが消し去って下さるのです。十字架の血潮でまったくきれいに拭い去って下さるのです。なぜならばイエス様がこの世に来られた目的は「失われた人を捜して救うため」だからです。主イエス様の元に帰りましょう。帰るのはいつですか。今です。
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