2011年10月22日土曜日

聖霊によって建て上げられていく教会

エペソ人への手紙2章20~22節
20 あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。
21 この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、
22 このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

教会は、主イエスによって建てられた主のからだです。また、「聖なる宮」です。「宮」という言葉は、ギリシヤ語ではNAOSという言葉が使われており、それは日本語では「至聖所」という意味です。至聖所とは、旧約時代、人が神に会見する極めて聖い、特別な場所でありました。罪人である人間が、聖い神と交わりを持つことは極めて限定されたことでした。しかし、神の御子である、主イエスの十字架の死と復活により、信じる者は誰でも義とされ、聖くされ、神様と交わることが許されています。ですから、教会は神である主イエスが住まわれる所であるとともに、主イエスに出会うことができる場所です。そして、イエス・キリストに人格的に出会い、罪を告白し、赦された者たちが、感謝と献身を表わす場所です。しかし、その教会を育て、成長させるのは、我々の力ではありません。三位一体の神なる聖霊の働きです。教会は、聖霊によって導かれ、聖霊によって宣教し、一致し、愛の業を成していくのです。それ再びイエスが来られるその日、すなわち「主の日」まで続くのです。主の日まで、みからだなる教会は成長し、主のお越しを待ち望むのです。