2012年7月11日水曜日

愛と励ましの便り

エペソ人への手紙6章21節から24節

  21 あなたがたにも私の様子や、私が何をしているかなどを知っていただくために、主にあって愛する兄弟であり、忠実な奉仕者であるテキコが、一部始終を知らせるでしょう。
  22 テキコをあなたがたのもとに遣わしたのは、ほかでもなく、あなたがたが私たちの様子を知り、また彼によって心に励ましを受けるためです。
  23 どうか、父なる神と主イエス・キリストから、平安と信仰に伴う愛とが兄弟たちの上にありますように。
  24 私たちの主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に、恵みがありますように。

テキコは、パウロの手紙をエペソの教会の人たちに届けた人物です。彼のした働きは小さなものでした。しかし、彼のような忠実な奉仕があって教会は建てられるのです。忠実な、謙遜な奉仕を通して神の国は建設されていくのです。「多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。」(Ⅱテモテ2:2)
いや、それどころか彼のような忠実な奉仕が無ければ、神の国は決して作られないのです。主は、律法学者、パリサイ人たちを「わざわい」「偽善者」と呼び、「・・・はっか、いのんど、クミンなどの薬味の十分の一を宮に納めておりながら、律法の中でもっと重要な、公平とあわれみと忠実とを見のがしている。」(マタイ23:23口語訳)と指摘されました。実に主が求めておられるのは、地味であっても、小さな事にも忠実な奉仕者です。「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」(ルカ16:10)
そして、彼のような存在を通して、教会の交わりはさらに豊かなものとされます。「平安と信仰に伴う愛」が溢れるのです。なぜならそれは最も謙遜で、十字架の死にまでも忠実に従った「主イエス・キリストから」来るものだからです。

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