エペソ4章14~16節
14 それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、
15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
人間関係を築く上において最も大切なことは、信頼関係ではないでしょうか。いかに能力があっても、魅力的でも、その人に対する信頼が揺らぐならば、それ以上深く関係を築くことは困難です。建物や機械が壊れても、修理すればまた元のように使えますが、人間関係に不信が入り込むなら、修復はかなり難しくなります。パウロの時代も現代も、教会を混乱させ、惑わそうとするサタンの力が働いています。悪巧みや、人を欺く悪賢い策略などの教えの風が吹いています。ですからその様な中で、私たちに求められている霊性は、誠実さです。主と人の前において、私たちは誠実である必要があります。自分が認められたいが故に自分を良く見せる必要はありません。聖書が語る誠実さとは何でしょう。それは、愛と真理です。相手に見返りを求める愛ではなく、イエス様が示された自己犠牲の精神、即ちアガペーの愛と、私たちの信仰の唯一の規範(カノン)であり、誤りのないもの=真理の御言葉を土台として生きるということです。そのようにして私たちは『キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。』
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