2011年8月12日金曜日

賛美の力

詩編34編1~6節
 1 私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。
 2 私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。
 3 私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう。
 4 私が主を求めると、主は答えてくださった。私をすべての恐怖から救い出してくださった。
 5 彼らが主を仰ぎ見ると、彼らは輝いた。「彼らの顔をはずかしめないでください。」
 6 この悩む者が呼ばわったとき、主は聞かれた。こうして、彼らはすべての苦しみから救われた。

賛美は、神様が私たちの授けて下さった素晴らしい賜物です。賛美は単なる歌ではありません。順境の時も、いやむしろ逆境の時にこそ賛美をすることができるのです。それは、私たちの内におられる主が永遠のお方であり、いつも私たちに希望を与え、信仰を与えて下さるからです。
ファニー・クロスビーという人は、生涯を主と共に生きた人です。しかし、彼女の生涯は、初めから障害に満ちていました。生後6週間で、眼科医の医療ミスにより両目の視力を完全に失ってしまいます。盲目ゆえの差別や不条理、理不尽な体験を余儀なくされてしまいました。しかし、彼女が30歳の時、「光」に出会います。その光はどんなに彼女の心を暗く覆う闇が迫ってきても、彼女の中で圧倒的に光輝き、希望を与えました。それはイエス・キリストという光です。彼女は45歳から本格的な賛美歌を作り始めました。そして亡くなる95歳までに、生涯8000を超える賛美歌を作りました。実に年間160曲です。彼女の口にはいつも主への賛美がありました。ほめたたえがありました。祈りがありました。主イエスを心に受け入れ、主と共に歩むなら、どんなに恐怖が襲い掛かって来ても、苦しみの中にあっても、賛美の力、祈りの力により、闇に打ち勝つ光が私たちを輝かせるのです。

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